105:幼稚園1

 よし子ちゃんが幼稚園に通っていることを知って、私も少し行く気が起きてきた。母は喜び勇んですぐに、よし子ちゃんと同じT市立K幼稚園の入園手続きをした。もう2学期の半ばくらいになっていただろう。母に連れられてK幼稚園の門を初めてくぐったとき、園庭のブランコで数人の子供達が遊んでいた。母が声を掛けると、中の1人の女児が応じた。その後の母の問い掛けにもはきはきと答える。「しっかりした子やなあ」と母は帰宅後も感心していた。私があまりにしっかりしていないから母にはよけいにしっかりした子に見えたのだろう。彼女と同じ組に編入された後に私は、彼女が特別しっかりした園児と周囲から評価されてはいないことを知った。ということは、私はどれだけしっかりしていない頼りない子供だったのか。よし子ちゃんとは別の組で残念だった。

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